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LoveSongオリジナルワイン ピエール・オリヴィエ・ボノーム LoveSong 2020
¥5,280
LoveSongオリジナルワイン ピエール・オリヴィエ・ボノーム LoveSong 2020 ワイン名・LoveSong 2020 生産者名/ワイナリー名・ピエールオリヴィエ ボノーム 生産国・フランス 生産地域・ロワール スタイル・ロゼ 微発泡 やや甘口 品種・カベルネフラン、シュナンブラン 待ちに待ったLoveSongのオリジナルワインの到着です。キュヴェトモダチ、キュヴェ東北を当店に贈ってくれる、ピエール・オリヴィエ・ボノーム(以下ピエロ)から、カベルネフランとシュナンブランのペティアンが届きました。今年の2月にピエロのワイナリーを訪問した際に日本に未入荷の2020年ヴィンテージのペティアンを「LoveSongのオープン祝いに渡そうか?」と嬉しいお話をいただきまして。即答で『よろしく』と。実は訪問前から話は聞いていたのですが、抜栓後に早いタイミングで豆香が出ていたこともあり訪問のタイミングまで待っていてもらっていました。2ヶ月前に日本に入荷。抜栓の経過も良好でしたのでリリースさせていただくことになりました。限定321本!ナンバリングありのワインでございます! カベルネフランとシュナンブランという組み合わせのこのワイン。2020年のということもありフレッシュさの中に程よく熟成したシュナンの香りがアクセントになっています。ほんの甘口でイメージしていた『LoveSong』の味わいをしっかりと表現してくれています!超ピュアなワインです。豆のニュアンスが出そうで出ない2日間。欲やして2日以内に完飲ください。3日目には豆のニュアンスが感じられます。(とはいえ、、多分、開けたら1日で飲みきっちゃいますよ。本当。うまいです!) このワインは日本未入荷のワインとなります。当店のためにピエロが送ってくれました!
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BATONS オリジナルワイン ピエール オリヴィエ ボノーム キュヴェ トモダチ 2021
¥4,400
ワイン名・キュヴェトモダチ 2021 生産者名/ワイナリー名・ピエールオリヴィエ ボノーム 生産国・フランス 生産地域・ロワール スタイル・赤 品種・ピノ ノワール(自社畑100%) BATONSの前身となるビストロ「NOTE」時代(2009年ヴィンテージから)店主板垣のPBワインとしてフランスより毎年届いています。 ワインは「シュヴェルニー(年によりヴェルシュニー)」の名前で日本でも別途流通していますが生産本数の少ない年は当店用の「トモダチ」のみ日本に入荷しています。 今回も「トモダチ」は自社畑のピノ・ノワール100%! イチゴの明るい赤い果実にシャクヤクの官能的な香り、アールグレイの高貴な香りが重なる。ワインはピュアでみずみずしく、ダシのような優しい果実味にチャーミングな酸と塩気のあるミネラルの旨味、繊細なタンニンがきれいに溶け込んでいます。 *今回の2021年ヴィンテージは日本で当店のみ取り扱いのワインとなっております。
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ツヴァイ ナトゥーキンダー バッカス ペットナット 2022
¥5,280
ツヴァイ ナトゥーキンダー バッカス ペットナット 2022 ワイン名・バッカス ペットナット 2022 生産者名/ワイナリー名・ツヴァイ ナトゥーキンダー 生産国・ドイツ スタイル・微発泡 品種・バッカス 「ツヴァイ ナトゥーキンダー」 「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、生命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」2naturekinder (ツヴァイ・ナトゥーキンダー )䛿、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー ) とMelanie Drese(メラニー・ドレセ )䛾プロジェクトです。二人䛿、以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツ䛾フランケン地方䛾マイン川近くで 1843年から続くミカエル䛾家族䛾畑を引き継ぎ、自然でピュアなワイン造りを始めました。「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、貝殻石灰岩土壌とコイパーと呼䜀れる泥灰土(マルヌ)土壌で、フランケン地方䛾ぶどうを育て、よいバランス䛾中にもエッジがある美しいワインを造っています。ミヒャエル䛿ブドウ園䛾コウモリに特に関心があり、コウモリ䛾ラベル䛿そ䛾影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリ䛾役割について䛾研究プロジェクトを後援しています。 2018年に䛿、そ䛾活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが 国連䛾「生物多様性䛾 10年 - 2011-2020 UNITED NATIONSDECADE ON BIODIVERSITY 」䛾プロジェクトとして表彰されました。ドイツ䛾ナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中心とした地域䛾環境保全にも力を入れ、亜硫酸も入れない本物䛾ナチュラルワインを造る彼ら䛿、ブランドブロスなど、そ䛾後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多く䛾インスピレーションを与えています。 参考資料 : 中濱潤子著「ナチュラルワイン」 バッカス ペットナット 2022 バッカスの美しくほのかにアロマティックさのある品種です。日焼けや霜、その他あらゆる種類の病気の影響を受けやすく、収量は年ごとにかなり変化しますが、栽培がうまくいくと、扱うのが楽しい品種です。1/3は果皮のまま 5日間発酵させ、残りは直接圧搾しました。圧搾後、両方をブレンドし、残糖 9 g/l で瓶詰めしました。発酵終了後、翌年の春に手作業で澱引きを行いま す。少し還元していますがスワリングするととれてきます。泡は穏やか。白い花や黄色い果実の香り。 口に含むと香りの印象そのままにカリンやはちみつのような味わいとうまみが広がりアフターも長めです。
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ツヴァイ ナトゥーキンダー ファーター&ソン 2022
¥4,620
ツヴァイ ナトゥーキンダー ファーター&ソン 2022 ワイン名・ファーター&ソン 2022 生産者名/ワイナリー名・ツヴァイ ナトゥーキンダー 生産国・ドイツ スタイル・白 品種・Müller-Thurgau 77%Silvaner 14%Riesling 9%。 「ツヴァイ ナトゥーキンダー」 「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、生命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」2naturekinder (ツヴァイ・ナトゥーキンダー )䛿、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー ) とMelanie Drese(メラニー・ドレセ )䛾プロジェクトです。二人䛿、以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツ䛾フランケン地方䛾マイン川近くで 1843年から続くミカエル䛾家族䛾畑を引き継ぎ、自然でピュアなワイン造りを始めました。「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、貝殻石灰岩土壌とコイパーと呼䜀れる泥灰土(マルヌ)土壌で、フランケン地方䛾ぶどうを育て、よいバランス䛾中にもエッジがある美しいワインを造っています。ミヒャエル䛿ブドウ園䛾コウモリに特に関心があり、コウモリ䛾ラベル䛿そ䛾影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリ䛾役割について䛾研究プロジェクトを後援しています。 2018年に䛿、そ䛾活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが 国連䛾「生物多様性䛾 10年 - 2011-2020 UNITED NATIONSDECADE ON BIODIVERSITY 」䛾プロジェクトとして表彰されました。ドイツ䛾ナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中心とした地域䛾環境保全にも力を入れ、亜硫酸も入れない本物䛾ナチュラルワインを造る彼ら䛿、ブランドブロスなど、そ䛾後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多く䛾インスピレーションを与えています。 参考資料 : 中濱潤子著「ナチュラルワイン」 ファーター&ソン 2022 Vater & Sohn(ドイツ語で "父と息子 "の意味)は、私たちの白ワインのブレンドです。ミュラー トゥルガウがこのワインの主役です。ミュラートゥルガウはすべて足踏みして すぐに圧搾します。シルヴァーナーも同様です。発酵と熟成は、一部は大樽で一部䛿ステンレスタンクで行います。翌年の夏まで澱とともに熟成させ、最終的に䛿リースリングとブレンドして瓶詰めします。このワインの名前は、ミヒャエルと彼の父親がまだ一緒にブレンドに取り組んでいた頃の思い出であり父へのオマージュです。青リンゴやフレッシュな桃の香りのなかに白こしょうのニュアンス。和みかんのような柑橘系の味わいに冷涼感も感じられます。派手さはないけれど穏やかで安定感のあるワインです。
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ツヴァイ ナトゥーキンダー ヴィルトモイト 2022
¥5,610
ツヴァイ ナトゥーキンダー ヴィルトモイト 2022 ワイン名・ヴィルトモイト 2022 生産者名/ワイナリー名・ツヴァイ ナトゥーキンダー 生産国・ドイツ スタイル・オレンジ 品種・Silvaner (62%),Bacchus (35%),Müller-Thurgau (3%) 「ツヴァイ ナトゥーキンダー」 「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、生命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」2naturekinder (ツヴァイ・ナトゥーキンダー )䛿、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー ) とMelanie Drese(メラニー・ドレセ )䛾プロジェクトです。二人䛿、以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツ䛾フランケン地方䛾マイン川近くで 1843年から続くミカエル䛾家族䛾畑を引き継ぎ、自然でピュアなワイン造りを始めました。「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、貝殻石灰岩土壌とコイパーと呼䜀れる泥灰土(マルヌ)土壌で、フランケン地方䛾ぶどうを育て、よいバランス䛾中にもエッジがある美しいワインを造っています。ミヒャエル䛿ブドウ園䛾コウモリに特に関心があり、コウモリ䛾ラベル䛿そ䛾影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリ䛾役割について䛾研究プロジェクトを後援しています。 2018年に䛿、そ䛾活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが 国連䛾「生物多様性䛾 10年 - 2011-2020 UNITED NATIONSDECADE ON BIODIVERSITY 」䛾プロジェクトとして表彰されました。ドイツ䛾ナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中心とした地域䛾環境保全にも力を入れ、亜硫酸も入れない本物䛾ナチュラルワインを造る彼ら䛿、ブランドブロスなど、そ䛾後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多く䛾インスピレーションを与えています。 参考資料 : 中濱潤子著「ナチュラルワイン」 ヴィルトモイト 2022 WILDE MEUTE (元ドライフロインド)は野性の群れという意味のスキンコンタクトブレンドです。主な品種はバッカスとシルヴァーナーで、仕上げにミュラー トゥルガウを少し加えています。シルヴァーナーとリースリングの交配種であるバッカスは、除梗して約 1 週間スキンコンタクトしたあと、ステンレスタンクで発酵を終え、その後 10 か月間澱とともに熟成させます。シルヴァーナーとミュラー トゥルガウは、同じ方法で醸造されますが、発酵後はフランケン産のオーク樽で熟成を続けます。バッカスが柑橘系の酸味を与え、シルヴァーナーがハーブのニュアンスとミネラルのストラクチャーをもたらします。少量のミュラー・トゥルガウの凝縮感で最終的にブレンドが完璧なものとなります。
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グザヴィエ マルシェ プイック 2022
¥4,950
グザヴィエ マルシェ プイック 2022 ワイン名・プイック 2022 生産者名/ワイナリー名・グザヴィエ マルシェ 生産国・フランス 生産地域・ロワール&リムーザン スタイル・白 品種・セミヨン、シュナンブラン。 「グザヴィエ マルシェ」 ロワールの土地を離れ、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となったかつてのリムーザン地方のクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。 新天地では、手元で熟成を続けているかつてのロワール時代のワインと南北のブドウ産地からの買いブドウでのワインを届けてくれています。 「〜の霊薬」と名付けられたエリクシールシリーズは、グザヴィエ マルシェ自身が育てたブドウから、その他の名前のキュヴェは、買いブドウから造られています。 ロワール地方アンジュ地区で長年自然派ワイン造りを行っていたグザヴィエ マルシェが、ある日突然、かつてのリムーザン地方の村に移住した…という話は以前もお伝えした通りです。グザヴィエが移住したクルーズ県は、陶器で有名なリモージュの北東の地域で、フランスで2番目に人口の少ない地域と言われています。人口が少ないという点から想像できるように、産業は限定的で畜産と手工業が主な産業となっています。このクルーズ県の農業は、ウシ(リムーザン牛)の飼育が多く、ブタやヒツジも飼育されています。そして気になるブドウですが、リムーザンはフランス南半分で最もブドウの木の少ない地域と言われ、その一部のクルーズ県も、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となっています。そんなブドウがないクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。彼はこの土地で何をしたかったのでしょうか。それは、ワイン造りだけでは完結しない、次世代のための大地を育むという仕事です。ロワールのアンジュ地区に足を運んだことがある人は、覚えていらっしゃるかもしれませんが、アンジュ地区は見渡す限りブドウ、ブドウ、ブドウです。ブドウ畑の面積は20,300haにも及び、生産量は940,000hlとフランスで5番目に大きなブドウ生産県と言われています。この地域の畑は比較的安価なため、新たに自然派ワイン造りに挑戦しようという人にとっては、挑戦しやすい場所でした。グザヴィエ マルシェも異業種からの転職し、スタートしやすアンジュの地で自然派ワイン造りをスタートしました。この地でブドウを育て、また新たに挑戦しようとする若者たちのためにコミュニティを作り、働きながら学べる場も用意しました。しかしグザヴィエが、自身の理想を突き詰めていくなかで、この密集したアンジュの地では、ナチュラルなブドウ栽培には限界があるのではと考えます。そう、高密度なブドウ畑だけでは生態系を作ることができないからです。そこで一念発起したグザヴィエは、かつてブドウは栽培されてはいたものの、現在はほぼ消滅したクルーズ県に移り住みます。この地でヒツジを飼いはじめ、ブドウだけでないあらゆる樹や植物を育て、生態系が調和したなかでのワイン造りに再挑戦しました。といっても、植樹した木からブドウの実が収穫されるのは何年も先のことで、彼の理想が完成するのは、もしかしたら次の世代かもしれないという壮大な挑戦です。ワインを造るための畑仕事だけでないグザヴィエからは、「今ちょうど羊の出産シーズンなんだ」とか「セラーの壁を伝統的な土壁で塗っているよ」とか「新しい樹を植えるのに大忙しだよ」と、ブドウやワインに関してではないニュースがよく届きます。そんな話をすると、グザヴィエ マルシェはワイン造りやめちゃったの?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。 植樹したブドウが育つまでは…と彼がかつていたロワール地方の造り手からや、近くなった南西地方やラングドック・ルーション地方の造り手からブドウを買ってワインを造っています。そして、ただの買いブドウでのワイン造りにとどまらないのがグザヴィエ マルシェです。ロワールのグロローと南フランスのカリニャンやシラーをアッサンブラージュ(ブレンド)することで、明るさと奥深さを兼ね備えたワインを誕生させました。そして、まだ一部は自分自身の畑であったブドウから造ったワインも熟成され、時を待っていたりもします。 プイック 2022 ボルドー地方で多く栽培されるセミヨンと、ロワール地方の白ブドウの代名詞であるシュナン ブランという、普段あまり見かけない品種のブレンドで造られるワイン。こうして、普段出会わない品種を組み合わせてワインの新しい魅力を表現するのが、ル ヴァン ア ポワルのワイン造りの特徴。アルコール度数11.5%と軽やで、みずみずしい果実味と美しい酸味のバランスによって飲み心地がとても優しいワインに仕上がっています。口に含んだ瞬間に、まろやかで丸みを感じる果実味があり、そこから爽快に口の中に広がる柑橘のフレーバーがあります。特にグレープフルーツやスウィーティー(=柑橘の品種)のようなフレーバーを感じます。さらに、抜栓して3日しても味に不安定さがなく、しっかりしたバランスを保っているのも魅力です。このワインは、自然酵母のみで発酵させ、厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰めに至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)無添加で造られています。
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グザヴィエ マルシェ エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020
¥5,610
グザヴィエ マルシェ エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020 ワイン名・エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020 生産者名/ワイナリー名・グザヴィエ マルシェ 生産国・フランス 生産地域・ロワール&リムーザン スタイル・白 品種・シュナンブラン。 「グザヴィエ マルシェ」 ロワールの土地を離れ、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となったかつてのリムーザン地方のクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。 新天地では、手元で熟成を続けているかつてのロワール時代のワインと南北のブドウ産地からの買いブドウでのワインを届けてくれています。 「〜の霊薬」と名付けられたエリクシールシリーズは、グザヴィエ マルシェ自身が育てたブドウから、その他の名前のキュヴェは、買いブドウから造られています。 ロワール地方アンジュ地区で長年自然派ワイン造りを行っていたグザヴィエ マルシェが、ある日突然、かつてのリムーザン地方の村に移住した…という話は以前もお伝えした通りです。グザヴィエが移住したクルーズ県は、陶器で有名なリモージュの北東の地域で、フランスで2番目に人口の少ない地域と言われています。人口が少ないという点から想像できるように、産業は限定的で畜産と手工業が主な産業となっています。このクルーズ県の農業は、ウシ(リムーザン牛)の飼育が多く、ブタやヒツジも飼育されています。そして気になるブドウですが、リムーザンはフランス南半分で最もブドウの木の少ない地域と言われ、その一部のクルーズ県も、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となっています。そんなブドウがないクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。彼はこの土地で何をしたかったのでしょうか。それは、ワイン造りだけでは完結しない、次世代のための大地を育むという仕事です。ロワールのアンジュ地区に足を運んだことがある人は、覚えていらっしゃるかもしれませんが、アンジュ地区は見渡す限りブドウ、ブドウ、ブドウです。ブドウ畑の面積は20,300haにも及び、生産量は940,000hlとフランスで5番目に大きなブドウ生産県と言われています。この地域の畑は比較的安価なため、新たに自然派ワイン造りに挑戦しようという人にとっては、挑戦しやすい場所でした。グザヴィエ マルシェも異業種からの転職し、スタートしやすアンジュの地で自然派ワイン造りをスタートしました。この地でブドウを育て、また新たに挑戦しようとする若者たちのためにコミュニティを作り、働きながら学べる場も用意しました。しかしグザヴィエが、自身の理想を突き詰めていくなかで、この密集したアンジュの地では、ナチュラルなブドウ栽培には限界があるのではと考えます。そう、高密度なブドウ畑だけでは生態系を作ることができないからです。そこで一念発起したグザヴィエは、かつてブドウは栽培されてはいたものの、現在はほぼ消滅したクルーズ県に移り住みます。この地でヒツジを飼いはじめ、ブドウだけでないあらゆる樹や植物を育て、生態系が調和したなかでのワイン造りに再挑戦しました。といっても、植樹した木からブドウの実が収穫されるのは何年も先のことで、彼の理想が完成するのは、もしかしたら次の世代かもしれないという壮大な挑戦です。ワインを造るための畑仕事だけでないグザヴィエからは、「今ちょうど羊の出産シーズンなんだ」とか「セラーの壁を伝統的な土壁で塗っているよ」とか「新しい樹を植えるのに大忙しだよ」と、ブドウやワインに関してではないニュースがよく届きます。そんな話をすると、グザヴィエ マルシェはワイン造りやめちゃったの?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。 植樹したブドウが育つまでは…と彼がかつていたロワール地方の造り手からや、近くなった南西地方やラングドック・ルーション地方の造り手からブドウを買ってワインを造っています。そして、ただの買いブドウでのワイン造りにとどまらないのがグザヴィエ マルシェです。ロワールのグロローと南フランスのカリニャンやシラーをアッサンブラージュ(ブレンド)することで、明るさと奥深さを兼ね備えたワインを誕生させました。そして、まだ一部は自分自身の畑であったブドウから造ったワインも熟成され、時を待っていたりもします。 エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020 「若さの霊薬」と名付けられたエリクシール ドゥ ジュヴォンス。2021年の夏に新天地に移住したグザヴィエ マルシェですが、このロワールで収穫されたワインは、彼らとともに新天地に移動し、さらなる熟成を経てリリースされました。ファーストヴィンテージからグザヴィエ マルシェのワインを知る身としては、まさに彼らしい個性が存分に発揮されたワイン。栗の花や蜜のような華やかさと香ばしさが共存した香りがまず感じられ、口に含むと、果実の力強さが爆発的に広がり、非常に活力にあふれ、細胞が踊り出しそうなエネルギーを感じます。さらには、びしっとしたミネラル感と美しい酸が絶妙なバランスを保っていて、ワインの輪郭をしっかりと感じられるフォーカスの定まった味わいとなっています。余韻も長く、このワインに詰まっている色々なメッセージを感じる1本となっています。さらに、抜栓して3日しても味に不安定さがなく、しっかりしたバランスを保っているのも魅力です。グザヴィエ マルシェの手によって育てられたブドウを用いて、自然酵母のみで発酵させ、厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰めに至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)無添加で造られています。
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ルーシーマルゴー グリ ペティアン 2023
¥7,150
ルーシーマルゴー グリ ペティアン 2023 ワイン名・グリ ペティアン 2023 生産者名/ワイナリー名・ルーシーマルゴー 生産国・オーストラリア スタイル・微発泡 品種・ピノグリ 「ルーシーマルゴー」 アントンは2002年に妻のサリー、娘のルーシー・マルゴーと共に、アデレード ヒルズの16エーカーのチェリー果樹園を購入し、自らのワイナリーを立ち上げました。アントンとサリー、娘のルーシー マルゴーが目指すのは自らの個性と共生する自然を表現するワインです。それを最高レベルで達成するために、人工・自然にかかわらず酵母、バクテリア、酸、糖など一切の添加物を加えません。アントン曰く、ワインメーカーは芸術家になるのか化学者になるのかを選ぶことが出来る、と。彼は、ワイン造りは職人の手工芸品だと信じており、アントンの下す全ての決断は、ワインが持つ真のアイデンティティを発揮させることを目的に、ワイングラスと伝統的な手法に助けを借りてなされているのです。アントンはジェームズ アースキン(ヤウマ)、トム ショブルック(ショブルック)、サム ヒューズ(オーストラリア ナチュラル ワイン界の第一人者:故人)と共にオーストラリアで最も革新的な新世代ワインを作る“ザ ナチュラル ワイン セオリー”にも属しており、今世界で最も注目を浴びるアーティストなのです。 グリ ペティアン 2023 Pinot Gris100%の薄っすらとピンクなペティアン。自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。シストを黒砂が覆うオーガニックの畑となります。除梗してから4日のコールドマセラシオン。プレス後は680ℓのエッグタンクで発酵。残糖が理想的な味わいに達した時点でボトリングしています。冷凍ジュースを加えるのではなく、田舎方式に拘るAnton Klopper【アントン クロッパー】ですが、ここでも計器は使わずに味覚頼り。5カ月の瓶内発酵後にハンド ディスゴージュしています。ローズゴールドを帯びて輝く銅の外観。捥ぎたて白桃の果汁感に微かに舌を撫でる様なタンニン。パレットを優しく包むデリケートな味わいは、ベルーガやベリーニ、フェデリコ フェリーニの映画を連想させます。
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ルーシーマルゴー ピノブラン 2023
¥6,380
ルーシーマルゴー ピノブラン 2023 ワイン名・ピノブラン 2023 生産者名/ワイナリー名・ルーシーマルゴー 生産国・オーストラリア スタイル・白 品種・ピノブラン 「ルーシーマルゴー」 アントンは2002年に妻のサリー、娘のルーシー・マルゴーと共に、アデレード ヒルズの16エーカーのチェリー果樹園を購入し、自らのワイナリーを立ち上げました。アントンとサリー、娘のルーシー マルゴーが目指すのは自らの個性と共生する自然を表現するワインです。それを最高レベルで達成するために、人工・自然にかかわらず酵母、バクテリア、酸、糖など一切の添加物を加えません。アントン曰く、ワインメーカーは芸術家になるのか化学者になるのかを選ぶことが出来る、と。彼は、ワイン造りは職人の手工芸品だと信じており、アントンの下す全ての決断は、ワインが持つ真のアイデンティティを発揮させることを目的に、ワイングラスと伝統的な手法に助けを借りてなされているのです。アントンはジェームズ アースキン(ヤウマ)、トム ショブルック(ショブルック)、サム ヒューズ(オーストラリア ナチュラル ワイン界の第一人者:故人)と共にオーストラリアで最も革新的な新世代ワインを作る“ザ ナチュラル ワイン セオリー”にも属しており、今世界で最も注目を浴びるアーティストなのです。 ピノブラン 2023 Pinot Blanc100%。フルーツはAdelaide Hills【アデレードヒルズ】の南端、自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。除梗もマセラシオンもせずに全房プレス。フリーランジュースのみをセラミック エッグタンクに投入、発酵/熟成全て同一タンクにて行っています。エレバージュも同様で、ボトリングされる迄全く液体が移動する事がありません。Anton Klopper【アントン クロッパー】によれば、このワインはまるでAlto Adige【アルト アディジェ】で500年以上前に建てられた石造の城に嵌められた窓ガラスを伝う雨雫の様であるとの事。悲しい歴史と過去に包まれた土地に、純然で美しい光景を目の当たりにする様な気持ちにさせる不思議な液体なのだと言います。それは宗教的な背景も含めた歴史的な国境の変遷があった言葉では言い尽くせない雰囲気の最中でも、決して変わらぬ自然の摂理であったり現象だという事なのでしょう。レモニーでハーバルでピュア。決してスターダムに上がる事が無いブドウ品種で、純然なフルーツの味わいを表現しています。
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ルーシーマルゴー テット ド ウフ 2023
¥6,600
ルーシーマルゴー テット ド ウフ 2023 ワイン名・テット ド ウフ 2023 生産者名/ワイナリー名・ルーシーマルゴー 生産国・オーストラリア スタイル・オレンジ 品種・ソーヴィニヨンブラン 「ルーシーマルゴー」 アントンは2002年に妻のサリー、娘のルーシー・マルゴーと共に、アデレード ヒルズの16エーカーのチェリー果樹園を購入し、自らのワイナリーを立ち上げました。アントンとサリー、娘のルーシー マルゴーが目指すのは自らの個性と共生する自然を表現するワインです。それを最高レベルで達成するために、人工・自然にかかわらず酵母、バクテリア、酸、糖など一切の添加物を加えません。アントン曰く、ワインメーカーは芸術家になるのか化学者になるのかを選ぶことが出来る、と。彼は、ワイン造りは職人の手工芸品だと信じており、アントンの下す全ての決断は、ワインが持つ真のアイデンティティを発揮させることを目的に、ワイングラスと伝統的な手法に助けを借りてなされているのです。アントンはジェームズ アースキン(ヤウマ)、トム ショブルック(ショブルック)、サム ヒューズ(オーストラリア ナチュラル ワイン界の第一人者:故人)と共にオーストラリアで最も革新的な新世代ワインを作る“ザ ナチュラル ワイン セオリー”にも属しており、今世界で最も注目を浴びるアーティストなのです。 テット ド ウフ 2023 Sauvignon Blanc100%。フルーツはAdelaide Hills【アデレードヒルズ】の南端、自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。全て除梗したフルーツをプレマセラシオン無しでフットクラッシュ、エッグタンクでスキンコンタクトしながら発酵/醸造。皮の漬け込みは2週間です。金色を帯びたオレンジの外観。ジャックフルーツやネクタリン、パイナップルやマンゴスチンのトロピカリティに強い塩味があります。豊満で官能的、軽いタンニンが適宜なストイックさを与えています。
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ルーシーマルゴー ムールヴェードル 2022
¥5,500
ワイン名・ムールヴェードル 2022 生産者名/ワイナリー名・ルーシーマルゴー 生産国・オーストラリア スタイル・赤 品種・ムールヴェードル 何とLanghorn Creek【ラングホーン クリーク】のMourvedre。同地でもオーガニックで名高いWatkins【ワトキンス】の樹齢35年を迎えた古株。タンク発酵に古樽熟成。非常に古めかしいラスティックなスタイルで、ゴツゴツしたタンニンとブラックオリーブの香りが魅惑的です。それでいて喉越しはスルリ。長く熟成して楽しめそうです。 「ルーシーマルゴー」 アントンは2002年に妻のサリー、娘のルーシー・マルゴーと共に、アデレード ヒルズの16エーカーのチェリー果樹園を購入し、自らのワイナリーを立ち上げました。アントンとサリー、娘のルーシー マルゴーが目指すのは自らの個性と共生する自然を表現するワインです。それを最高レベルで達成するために、人工・自然にかかわらず酵母、バクテリア、酸、糖など一切の添加物を加えません。アントン曰く、ワインメーカーは芸術家になるのか化学者になるのかを選ぶことが出来る、と。彼は、ワイン造りは職人の手工芸品だと信じており、アントンの下す全ての決断は、ワインが持つ真のアイデンティティを発揮させることを目的に、ワイングラスと伝統的な手法に助けを借りてなされているのです。アントンはジェームズ アースキン(ヤウマ)、トム ショブルック(ショブルック)、サム ヒューズ(オーストラリア ナチュラル ワイン界の第一人者:故人)と共にオーストラリアで最も革新的な新世代ワインを作る“ザ ナチュラル ワイン セオリー”にも属しており、今世界で最も注目を浴びるアーティストなのです。
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ローラン バーンワルト ラ ヴィ オン ローズ 2022
¥6,380
ローラン バーンワルト ラ ヴィ オン ローズ 2022 ワイン名・ラ ヴィ オン ローズ 2022 生産者名/ワイナリー名・ローラン バーンワルト スタイル・ロゼ(オレンジ) 生産国・フランス 産地・アルザス 品種・ゲヴェルツトラミネール 「ローラン バーンワルト」 1960年代にコルマールの南にある小さな村、オべルモルシュビールで1960年代に創業。現当主のステファンは、80年代に父の後を継ぎ栽培をバイオダイナミクスに転換、醸造においてはクラシカルな方法を採用しておりましたが、クリスチャン・ビネールと出会い2007年から自然派ワイン造りに取り組んでいます。2010年にはジャンマルク・ブリニョが、彼のブドウでワインを仕込んだことから、亜硫酸無添加のワインを主として造るようになっており、2011年からアンフォラを使ったワインも造るなど、とても挑戦的な生産者です。 ラ ヴィ オン ローズ 2022 除梗して11日間のマセラシオンの後、ステンレスタンクで発酵。2023年2月に澱引きして、フードルで3ヶ月間の熟成。2023年5月瓶詰。ごく僅かに赤みがかった淡い琥珀色。赤いプラムやさくらんぼなど赤い果皮を持つ果実の香りに、ライチ、金木犀、ビターオレンジや陳皮、紅茶などの香りが加わり、かぐわしく複雑性を帯びた香りが漂います。僅かに舌先をかすめるガスが当たり、熟した果実であったことが伺えるように甘やかな風味が優しく舌を包み込みます。芳醇な果実の果汁に華やかな花々を漬け込んだようなアロマティックな風味に、陳皮などのビターなニュアンス、濃く淹れた紅茶の風味やタンニンが溶け込み、後半にかけてよりコク深く奥行きのある味わいが続きます。
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ドメーヌ デュルマン ピノノワール ルージュ ゴルジュ 2023
¥4,950
ドメーヌ デュルマン ピノノワール ルージュ ゴルジュ 2023 ワイン名・ピノノワール ルージュ ゴルジュ 2023 生産者名/ワイナリー名・ドメーヌ デュルマン 生産国・フランス 生産地域・アルザス スタイル・赤 品種・ピノノワール 「ドメーヌ デュルマン」 アルザス北部のアンドローに10ヘクタールの畑を持つ、家族経営の独立系ワイナリーです。子供の頃から畑や蔵の仕事に自然に参加していた息子であるヤン・デュルマンが2008年から正式にジョインし、2018年に当主となり、ヤン主導で畑&醸造のすべての作業が行われています。アンドローのブドウ栽培の歴史は、1000年以上前の⻄暦880年に、修道女たちがブドウ畑を開いたことに始まります。1979年、靴職人であり農家でもあった祖父からアンドレ・デュルマンが数箇所のブドウ畑を引き継いで設立されました。家業としてのワイン醸造をしたことがないため一からワイナリーを立ち上げなければならなかったことは、創業当時こそ弱点でしたが、その後それは強みとなりました。なぜなら、伝統にとらわれることなくイノベーションを押し進めてワインを造ることができたからです。ブドウ畑は、環境の保全に注意を払って管理されています。1998年にオーガニックに転換し、ワイン用ブドウ樹、ジュースおよび蒸留酒用の果樹、羊のための下草を混合栽培しています。以降、土壌の有機物量と生物多様性が増加しました。岩がちな急斜面にあるブドウ畑には、土壌流出を防ぐために下草が繁っていますが、それは土壌の肥沃化に役立っています。羊を導入したのは2004年ですが、彼らは毎年秋になるとうれしそうにこの草を食べます。ブドウ樹は日光を最大限に利用できるよう、上枝を切らず、除葉もほとんどせず、多くのブドウ樹はY型のリラ(Lyre)で仕立てています。そのため完璧に熟したブドウを収穫することができ、結果的にもたらされる自然な果実味は、わたしたちのワインの特徴となっています。地中深くに達するブドウ樹の根から分泌される樹液は、毛根の周りに生息する微生物の栄養素となり、土壌の肥沃化に貢献します。加えて、菌根菌が適切に機能することで、ワインの構造がしっかりとしたものになり、テロワールごとの畑の個性を表現することができるようになります。ここアンドローには他に類を見ない地質学的多様性(砂岩、花崗岩、頁岩、石灰岩等々...)があります。特にリースリングの畑と、3つあるグラン・クリュの畑においては、その個性をワインの味わいとして表現できています。わたしたちはアグロフォレストリーの考え方に共鳴し、2011年に畑に数百本の木を植えました。木々は時に日陰をつくり、最近の気候温暖化の影響を最小限に食い止めることができ、ワインのフレッシュさを維持することができています。ワインの品質はブドウ畑での仕事で決まると考えており、セラーでの仕事は、それをどれだけ損なわずに保持することができるかに主眼においています。それゆえ、醸造には必要最低限の介入しかしません。ワインの味をコントロールできる醸造用ケミカルは一切使用しません。醸造の一部はステンレスタンクで、一部は古いフードルで行われます。ステンレスタンクの古いものは、父アンドレ・デュルマンが手造りしたものもあり、現在もセラーで活躍しています。 ピノノワール ルージュ ゴルジュ 2023 友人ステファンから購入した葡萄で醸造したワイン。このキュヴェのエチケットをつくる際に、その友人の軽快な生き方とマッチするrougegorge « コマドリ»をモチーフにすれば素敵なシンボルになるだろうと考えました。薄赤スタイルの軽いフルーティーなピノ・ノワール。赤系の果実、程よい酸味を伴い瑞々しく軽い。少し冷やして飲むのがおすすめです。
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ドメーヌ デュルマン ルージュ ド ピノノワール 2023
¥5,390
ドメーヌ デュルマン ルージュ ド ピノノワール 2023 ワイン名・ルージュ ド ピノノワール 2023 生産者名/ワイナリー名・ドメーヌ デュルマン 生産国・フランス 生産地域・アルザス スタイル・赤 品種・ピノノワール 「ドメーヌ デュルマン」 アルザス北部のアンドローに10ヘクタールの畑を持つ、家族経営の独立系ワイナリーです。子供の頃から畑や蔵の仕事に自然に参加していた息子であるヤン・デュルマンが2008年から正式にジョインし、2018年に当主となり、ヤン主導で畑&醸造のすべての作業が行われています。アンドローのブドウ栽培の歴史は、1000年以上前の⻄暦880年に、修道女たちがブドウ畑を開いたことに始まります。1979年、靴職人であり農家でもあった祖父からアンドレ・デュルマンが数箇所のブドウ畑を引き継いで設立されました。家業としてのワイン醸造をしたことがないため一からワイナリーを立ち上げなければならなかったことは、創業当時こそ弱点でしたが、その後それは強みとなりました。なぜなら、伝統にとらわれることなくイノベーションを押し進めてワインを造ることができたからです。ブドウ畑は、環境の保全に注意を払って管理されています。1998年にオーガニックに転換し、ワイン用ブドウ樹、ジュースおよび蒸留酒用の果樹、羊のための下草を混合栽培しています。以降、土壌の有機物量と生物多様性が増加しました。岩がちな急斜面にあるブドウ畑には、土壌流出を防ぐために下草が繁っていますが、それは土壌の肥沃化に役立っています。羊を導入したのは2004年ですが、彼らは毎年秋になるとうれしそうにこの草を食べます。ブドウ樹は日光を最大限に利用できるよう、上枝を切らず、除葉もほとんどせず、多くのブドウ樹はY型のリラ(Lyre)で仕立てています。そのため完璧に熟したブドウを収穫することができ、結果的にもたらされる自然な果実味は、わたしたちのワインの特徴となっています。地中深くに達するブドウ樹の根から分泌される樹液は、毛根の周りに生息する微生物の栄養素となり、土壌の肥沃化に貢献します。加えて、菌根菌が適切に機能することで、ワインの構造がしっかりとしたものになり、テロワールごとの畑の個性を表現することができるようになります。ここアンドローには他に類を見ない地質学的多様性(砂岩、花崗岩、頁岩、石灰岩等々...)があります。特にリースリングの畑と、3つあるグラン・クリュの畑においては、その個性をワインの味わいとして表現できています。わたしたちはアグロフォレストリーの考え方に共鳴し、2011年に畑に数百本の木を植えました。木々は時に日陰をつくり、最近の気候温暖化の影響を最小限に食い止めることができ、ワインのフレッシュさを維持することができています。ワインの品質はブドウ畑での仕事で決まると考えており、セラーでの仕事は、それをどれだけ損なわずに保持することができるかに主眼においています。それゆえ、醸造には必要最低限の介入しかしません。ワインの味をコントロールできる醸造用ケミカルは一切使用しません。醸造の一部はステンレスタンクで、一部は古いフードルで行われます。ステンレスタンクの古いものは、父アンドレ・デュルマンが手造りしたものもあり、現在もセラーで活躍しています。 ルージュ ド ピノノワール 2023 前年とはまったく異なりジューシーな果実味はそのままに、より深みが増し力強さと凝縮感があります。余韻にミネラル感も加わりより素晴らしいワインとなっています。抜栓3日後まで安定。今飲んでも良いですが、じっくり熟成させても良いかもしれません。
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レグラッピーユ ティー 2022
¥5,720
レグラッピーユ ティー 2022 ワイン名・ティー 2022 生産者名/ワイナリー名・レグラッピーユ 生産国・フランス 生産地域・オーベルニュ スタイル・白 品種・ソーヴィニョン・ブラン90%、コロンバール10%。 「レグラッピーユ」 オーヴェルニュの自然派ワインの新星!パトリック・ブージュ(ボエム)、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナール、オーレリアン・ルフォー(畑を借りてます)と名だたるオーヴェルニュの造り手と交流をもち、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしている造り手です。元々ヤオ・ファタルはレグラッピーユと同じ蔵でしたが、事情があってドメーヌ名を2つに分けることになりました。ヤオ・ファタルはご主人のマニュエル名義、レグラッピーユは奥さんのカトリーヌ名義となります。 ティー 2022 2品種をそれぞれダイレクトプレス。ファイバータンクで1ヶ月間の発酵。その後ブレンドしてジャーで3ヶ月間の熟成。薄濁りのやや淡い黄色。文旦などの和柑橘やグレープフルーツゼリー、硬めの洋梨、桃、パイナップルなどが混ざり合う果実香に、柑橘ピールの爽やかなほろ苦さ、煙や鉱物的なニュアンス、シュクレフィレの芳ばしい香りが伺えます。熟した柑橘を搾ったような果汁感や甘やかな風味が軽快に口中へと広がります。開いていくにつれて、徐々にりんごのコンポートや柑橘のピール菓子などの風味が現れ、コクや充実感が加わります。アフターにかけて塩味が感じられ、キレのある引き締まった印象を与えています。少し冷やしていただくことでスッキリとした爽快感が引き立ちます。
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レグラッピーユ グリ 2022
¥6,380
レグラッピーユ グリ 2022 ワイン名・グリ 2022 生産者名/ワイナリー名・レグラッピーユ 生産国・フランス 生産地域・オーベルニュ スタイル・赤 品種・ガメイ・ボージョレ50%、ガメイ・ドーヴェルニュ50%。 「レグラッピーユ」 オーヴェルニュの自然派ワインの新星!パトリック・ブージュ(ボエム)、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナール、オーレリアン・ルフォー(畑を借りてます)と名だたるオーヴェルニュの造り手と交流をもち、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしている造り手です。元々ヤオ・ファタルはレグラッピーユと同じ蔵でしたが、事情があってドメーヌ名を2つに分けることになりました。ヤオ・ファタルはご主人のマニュエル名義、レグラッピーユは奥さんのカトリーヌ名義となります。 グリ 2022 半分をダイレクトプレス。残りを全房のまま加えて15日間マセラシオン。ファイバータンクで2週間発酵させて、ジャーに移して6ヶ月間発酵と熟成。仄かにオレンジがかった淡い赤色。熟した野苺やプラム、クランベリー、フランボワーズ、ザクロなどの甘酸っぱい赤い果実の香りに、小梅や赤紫蘇、ドライフラワーなどのニュアンスが加わり、張りのある果実の様子に少し落ち着いた印象を与えています。ライトタッチで瑞々しく、ザクロやアセロラなどの溌剌としたキレのある酸が軽快感を掻き立てながら、ほんのりと優しい甘みをまとう赤い果実の風味が伸びやかに広がります。少し揮発酸がありますが、果実の酸や風味と調和しており、メリハリの感じられる辛口の仕上がりです。
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レグラッピーユ ラブ 2022
¥6,380
レグラッピーユ ラブ 2022 ワイン名・ラブ 2022 生産者名/ワイナリー名・レグラッピーユ 生産国・フランス 生産地域・オーベルニュ スタイル・赤 品種・プティ・シラー70%、ガメイ30%。 「レグラッピーユ」 オーヴェルニュの自然派ワインの新星!パトリック・ブージュ(ボエム)、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナール、オーレリアン・ルフォー(畑を借りてます)と名だたるオーヴェルニュの造り手と交流をもち、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしている造り手です。元々ヤオ・ファタルはレグラッピーユと同じ蔵でしたが、事情があってドメーヌ名を2つに分けることになりました。ヤオ・ファタルはご主人のマニュエル名義、レグラッピーユは奥さんのカトリーヌ名義となります。 ラブ 2022 除梗したプティ・シラーと全房のガメイを合わせて10日間マセラシオン。ファイバータンクで10日間発酵させて、ジャーに移して8ヶ月間発酵と熟成。淡いガーネット色。苺のコンフィチュールやドライ苺、熟したフランボワーズ、ザクロなどのやや充実した赤い果実の香りに、赤い小さな野ばらを想わせる華やかさが加わります。喉を潤すような清らかな飲み心地で、体へと沁み込むように広がります。それでいて口中に留まる風味は緻密感があり、仄かにビターな風味が重なることで奥行きが感じられます。軽やかなスタイルですがややボディの厚みを感じますので、少し冷やしていただくことで軽快にお楽しみいただけます。
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セバスチャン リフォー ラウドナス 2018
¥6,820
セバスチャン リフォー ラウドナス 2018 ワイン名・ラウドナス 2018 生産者名/ワイナリー名・セバスチャン リフォー 生産国・フランス 生産地域・ロワール スタイル・赤 品種・ピノノワール 「セバスチャン リフォー」より仙台のためのピノ ノワールが入荷いたしました!!! 3月に仙台に来てくれた「セバスチャン リフォー」 「セバスチャン リフォー」といえば、毎年貴腐の恵みをいただいたソーヴィニヨンブランという印象が強いと思います。 しかし、私個人としては2005年ヴィンテージのピノノワールを飲んだ時の衝撃が忘れずにおりました。輸入元のディオニーでは、リリースから不安定な状態が長く続くピノ・ノワールについては、最近日本への輸入をやめている状況でした。(ごく少数のみ新井順子さんが輸入。先日12本だけ2020のヴィンテージが入荷しました。) 3月に仙台に来てくれた際に、セバスチャンにピノノワールを分けて欲しいと直談判したのですがその直談判をきっかけに今回日本への輸入が再開しました! しかも、仙台分として120本のピノノワールが到着することになったのです。 仙台分入荷に合わせて日本全体分としても入荷したそうですが、その本数は60本のみ! 日本に入荷180本入荷の内、「120本を仙台に」というセバスチャンからの希望があったそうです。なんと東京、関西で30本ずつ分配、それ以外は全てBATONSへの入荷となりました! もはや仙台PBワイン(プライベートワイン)となっております。。。 ラウドナス 2018 ピノノワール100% (手摘み/平均40年)(貴腐ブドウ40%・熟したブドウ60%)ラウドナスは奥さんの母国リトアニア語で「赤」の意味で牡馬オフェリーが耕作した畑の貴腐菌率40%のピノノワールをステンレスタンクで発酵・熟成、古樽で熟成しサンスフルで瓶詰めしました。淡いルビー色、さくらんぼやすもも、レッドチェリー、レッドプラムの香り、エレガントな酸味がアタックにある上品な味わいでシャープさと可憐さを感じますが熟成感から生まれる丸みが美しい逸品です。 店主のテイスティング感想: 開けたてから妖艶な熟成したピノノワールの香りがムンムンしています。揮発はありますがそれが程よいアクセントに感じられるどのエレガントさ。正直2018年のヴィンテージとはいえ少し不安もあったのですが、飲んでみるといい意味で裏切ってくれました。 抜栓2日目。ボトル半分の量から2日目のテイスティングスタート。香りは穏やかになっていますがやはり熟した感じはしっかりと残っています。口に含むと昨日よりも少し酸のニュアンスは高くなってきている印象です。後から少し豆が追っかけてきますね。 1日飲みきりで最高に楽しめると思います。果実感もしっかりありますので今後の熟成も期待!ここから3〜5年熟成の経過を見てみるのも良いと思います。個人的にはこの冬の1本としてボトルでバンバン開けていきたいワインだと思います。まずは飲んでいただきたい。セバスチャンの個性と、最高のピノノワールの味わい。 「セバスチャン リフォー」 1981年12月5日、サンセール生まれ。家族は代々サンセールで農業を営んでおりました。そんな自然の環境で生まれ育ったのがセバスチャンです。お爺様の時代は山羊のチーズや小麦、勿論ブドウ栽培と手広く色んな農業を行っておりました。そしてお父様エチエンヌの代になり、ブドウ栽培からワイン醸造を手掛けるようになりました。お父様は無農薬ではありませんでしたが、その当時まだそれ程ポピュラーでなかったDomaineという自社畑・自社醸造・自社瓶詰めをサンセールで根付かせた人物です。そのお父様に育てられました。そのセバスチャンは7 ~ 8歳頃から畑の仕事を手伝い、「絶対にワインを造る!」と決めていたそうです。自然界に育ったセバスチャンは当然ワイン造りを目指します。最初にアンボワーズの農業高校でワインを学び、その後ブルゴーニュ・マコンの大学で醸造学を学びます。そこでクラッシックな醸造を徹底して学びました。が、卒業後直に実家に戻らず、ロンドンに向かいました。ワイン市場の勉強をする為です。パリではなく、世界のワインマーケットを本格的に学ぶ為です。そこで今の奥様と出会いました。彼は酒屋さんに務めておりましたが、彼女はまだ学生でした。彼女はリトアニア人なのですが、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・リトアニア語と5つの言葉を話せる凄い語学力の持ち主です。日本語にも興味を持っているそうです。セバスチャンはロンドンのワインショップで勤務した時にナチュラルワインを覚え、その後畑に戻らずパリの「ラ・ヴィーニャ」というワインショップで働きます。ナチュラルワインに目覚め、そのワインの販売では世界一とも言われるお店で勉強したかったからです。そこで最先端のワインを勉強しました。Roch、Pacalet・・・等々、頭から今までのワイン観をひっくり返されたのです。ロンドンの確立された伝統的なワイン、そしてパリの最先端の情報を先取りしたワインを実際消費者であるお客様とたずさわり、そして2004年にサンセールに戻り本格的に自分のワインを造り始めました。お父様がまだ現役だったので、最初はお手伝いのような形です。が、酒屋さんをやっていた時の2003年に0.5haをビオで試し「これなら大丈夫!」と2004年から自分のワインを造ります。2004年が最初の彼のヴィンテージです。彼の拘りは最初っからSO2は一切入れない「O・二酸化硫黄」のSans Souflesです。これで自信を付けた彼は2005年に新しく1haをビオに2006年にまた2haをビオに、徐々に徐々に畑を無農薬に切り替え、2007年には100%完全無農薬の畑にしました。なので2007年~カリテフランスのビオ認証を取得しました。彼の持ち畑は12ha、この短期間で良くやったと思います。12haの内訳は11haのソーヴィ二ヨンブラン種、1haのピノノワールです。そしてお父様が60歳になり引退し、彼が100%切り盛りする事になりました。でも実際、畑仕事が好きなお父様は今もセバスチャンの仕事を時々お手伝いして下さいます。セバスチャンに、何代目なのですか?って聞くと「何代も前から農業を営んでいます。歴史の好きなフランス人が、僕で何代目だと言う人が多いけど、僕はそういうのは言いたくないんだ。何故ってこの農法は僕が始めて、僕が一代目。でも決して父を否定している訳ではありません。僕と父は方法が違うだけなのです」と。彼のワイン造りの方法は彼が色々学んで、ここまでたどり着いたものです。彼の言葉で言う「プルミエ・ゼネラシオン・キ・ア・ショアイジ・ビニュロン・ビオロジック(意訳: ビオロジック農法は僕が初代です)」なのです。私の質問は単純過ぎたのでした。彼のトレードマークとも言える髭を見ていると時々年上なのかと思う話しぶりと、子供のような無邪気な一面と・・・とても純粋なお人柄。ワインの話しをしだすと止まりません。彼は畑の中にいると生き生きとします。サンセールの畑は畝と畝が1.3mです。ブルゴーニュは1mなので、1haに10,000本のブドウが植わります。私の畑Touraineは同じロワールでも1.5mの畝なので6600本、そしてこのサンセールは7000本、ロワールの中では限りなくブルゴーニュに近い本数のブドウが畑に植わっているので手入れが大変です。セバスチャンはその密度の高いブドウの剪定に拘ります。ブルゴーニュの拘った生産者と同じ方法なので、結果10,000本植えているブルゴーニュより、7000本のサンセールの方が収量ははるかに少なくなります。その方法とは1本のブドウの木にギヨーサンプルで4芽だけ残します。ですから収量がぐっと少なくなり、ワインの濃縮度がぐっと高まります。これだとどんなに頑張っても収量はMax30hl/ha、ですから剪定からブルゴーニュの特級畑と同じ位の収量なのです。彼のワインの秘密はこの剪定方法から始まります。当然畑の中は化学肥料を使わず、テロワールを最大限表現出来る環境作りに専念します。結果1粒1粒の大きさは小さく、ギュッと凝縮された旨みの詰まったブドウが出来あがります。剪定の方法もユニークです。彼と畑を歩いている時にあるパワーの強いブドウに出会ったら「このブドウはどう剪定する?」って聞かれ、私が「この枝とこの枝を残し主にして、これを切ってこの芽だけ残すわ」って答えたら、その方法が彼と同じだったのです。所謂醸造学校で学ぶ、剪定方法と違うのです。どう違うか?と言うと、我々はブドウの木のエネルギーを読み取ります。それは感覚なのですが、レシピには書いておりません。ブドウとの対話なのです。私は他の栽培家と違って醸造高校を出ておりません。いっきにオノローグの分野に行ったので、実務経験は彼らの方が上なのです。が、セバスチャンはどちらも学んでおりますが、最終的にはブドウの神様の声を聞きます。私も同じ考えです。なので剪定方法も自然と似るし、考え方がとても良く解るのです。彼の畑の守り方は凄い拘りがあります。無農薬をベースにスパルタ教育でありながら最終的にはブドウに限りなく優しい農法を選んでおります。基本は放っておくのです。甘やかせていてはいけません。それが肥料であり、土の興し方でもあるのですが、必要な時に手を差し伸べます。35もの違う個性の畑を管理するのですから、その子達のリズムを読み取らないといけません。ソーヴィニヨンブランは11haですが、その中の4haが上のクラスの畑、その4haは一切トラクターを使用しないで100%馬で手入れをするのです。その仕事量は半端ではありません。そうそうここだけの話しですが、その肥料は勿論愛情を沢山注いでいる馬にも協力をして貰っておりま~す。ゆっくりと発酵し、その後1年ゆっくりと熟成させます。マロラティックを急がないのです。醸造家としては理想的ですが、輸入会社としては困る面もあるのですが…(笑)無理に温度を上げたり、MLFを促進させる事は一切行いません。全てはブドウの神様に委ねた醸造方法、ひたすら待つのみです。最初は大きなタンクで発酵させ、樽に移し替えるのです。私はタンク発酵を行った事がないので解りませんが、セバスチャンが言うには冬の朝の日課は、醸造所に出勤して、まず発酵チェックを最初に行います。その方法はタンクの上の部分の音を聞いて、次にタンクの中位の部分の音を聞きます。最後に一番下の部分の音を聞きます。1つの同じタンクでもチチチチチ・・・という速度が違うのです。それを毎朝毎朝確認するのです。面白いな~と思いました。私は樽発酵しかした事がないので、物理的に樽の上からの音しか確認できません。それでも充分面白いのですから、タンクの3 ヶ所が全く違う音を奏でるのは本当に楽しい事なのでしょうね。サンセールはロワールの中でも収穫は遅い生産地です。その遅い生産地の中でもセバスチャンはさらに熟度を上げる為、他の人たちよりも2週間位収穫を伸ばします。その徹底ぶりは半端ではありません。今まで色んな生産者を日本に紹介してきましたが、彼は天然の天才醸造家、嫌みのない素朴な純粋なヴィニュロンです。とってもとっても素敵な生産者です。(新井順子さんより)
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ニコラ アルノ ムスターシュ 2021
¥4,840
ニコラ アルノ ムスターシュ 2021 ワイン名・ムスターシュ 2021 生産者名/ワイナリー名・ニコラ アルノ 生産国・フランス 生産地域・ロワール スタイル・赤 品種・カベルネフラン 「ニコラ アルノ」 エアバスの航空工学エンジニアを経て、ジュラの醸造栽培学校を卒業、ジュラのオヴェルノワ& ウイヨン で修行した(収穫研修だけではなく通年修行)真面目で実直な理系男性です。ぶどう園に隣接する、その地域で最も古いグラヴィティフローを備えたセラーで葡萄を優しく醸しています。「ラスティックでエレガント - 素朴なのに洗練」「瑞々しく軽やかなのにディープ」身体に染み入る、瑞々しく軽さもあるのにとても深く、素朴さがあるのにエレガントなワインを造っています。 ムスターシュ 2021 ムスターシュは髭という意で、どんどん飲み進められるドリンカビリティの高さを表現しています。2021は春に遅霜の被害があり、夏は雨がちで涼しかったため、深みある軽やかなワインとなっています。外観は縁がオレンジがかった夕焼け色。軽やかですが複雑な味わいと、ざくろ、アセロラのような酸味が特徴です。身体に染み渡り、じんわりなじむ系ですが、深みと線の細い骨格も印象的です。本物ナチュラル「アジアル」ワイン。小さめのグラスが◎。ラベルはポップですが味わいは割とシリアス。見た目にとらわれず、ブラインドで飲んでほしいワインです。抜栓後6時間以内に完飲をお願いします。
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ニコラ アルノ プルミエ ネ ルージュ 2020
¥5,060
ニコラ アルノ プルミエ ネ ルージュ 2020 ワイン名・プルミエ ネ ルージュ 2020 生産者名/ワイナリー名・ニコラ アルノ 生産国・フランス 生産地域・ロワール スタイル・赤 品種・グロロノワール 「ニコラ アルノ」 エアバスの航空工学エンジニアを経て、ジュラの醸造栽培学校を卒業、ジュラのオヴェルノワ& ウイヨン で修行した(収穫研修だけではなく通年修行)真面目で実直な理系男性です。ぶどう園に隣接する、その地域で最も古いグラヴィティフローを備えたセラーで葡萄を優しく醸しています。「ラスティックでエレガント - 素朴なのに洗練」「瑞々しく軽やかなのにディープ」身体に染み入る、瑞々しく軽さもあるのにとても深く、素朴さがあるのにエレガントなワインを造っています。 プルミエ ネ ルージュ 2020 「最初に生まれた」を意味するこのキュヴェ名は私達にとっていくつかの意味があります。⻑男のニノ、自分で初めて造ったヴィンテージ、そしてワインを味わうときの香りの最初の印象を表現する語「PREMIER NEZ -プルミエ・ネ(ネは鼻の意味)」の言葉遊びでもあります。外観は、黑みがかった紫色。透明度なし。ほんのり揮発酸がありますが、真面目に手造りした光景が目に浮かぶような素朴さとゆっくり完熟した果実の高貴さのバランスが楽しいワイン。2020は2019同様暑いヴィンテージでしたが、2019より少し短い醸し期間で抽出を優しく仕上げています。複雑でフルーティー。良い余韻が口内に広がり、身体にじんわり染み込みます。熟成したら大化けするかも? 少し冷やし目で提供。抜栓後6時間以内に完飲をお願いします。秋の初めに月見の夜に。
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アレクサンドル バン ラ ルヴェ 33mois 2022
¥6,820
アレクサンドル バン ラ ルヴェ 33mois 2022 ワイン名・ラ ルヴェ 33mois 2022 生産者名/ワイナリー名・アレクサンドル バン スタイル・白 生産国・フランス 産地・ロワール 品種・ソーヴィニヨンブラン 「アレクサンドル バン」 サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラル ワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。「本物のプイィ フュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。 ラ ルヴェ 33mois 2022 以前はスプリングと名付けられたキュヴェ。アレクサンドル バンのスタンダードキュヴェであったピエール プレシューズよりも熟成期間を短くしてフレッシュな味わいの表現を意図していたのですが、安定するまでには予想以上に熟成期間を要し、春にリリースされる事はありませんでした。2013年より「ラ ルヴェ」に改名され、新たにリリースされるようになりました。弊社では日本到着後、定温倉庫で熟成させている為、春のリリースとなっています。「長い熟成を経てからでないと、自分のワインは真価を発揮しない」と感じたアレクサンドルは、熟成期間をラベル、キュヴェ名に記載する事にしました。昨年後半からリリースされたワイン全てに適用され、このキュヴェがその第一弾となります。粘土質と中生代ジュラ紀後期の地層であるポルトランディアン土壌 (石灰質) 、砂質の混ざる土壌の畑で、アレクサンドル バンによるとこのバランスの土壌は固まりやすく、また微生物による炭素固定を阻害する為、馬による耕耘を行っています。自然酵母による発酵、ステンレスタンクでの熟成を経て、厳密な濾過(ろか) や清澄は行わず、瓶詰め時の亜硫酸も添加しません。僅かに濁りのあるレモンイエローの外観。香りには白~黄色系の花のフローラルさ、洋梨、セルフィーユ、鉱物的なミネラル、たんぽぽの黄色い野草の香り。徐々にアレクサンドル バンらしい凝縮した果実のフレッシュなニュアンスが膨らみます。味わいは、口に含んだ一瞬甘みを感じますが、爽やかな酸がすぐに調和する素晴らしいバランス。エチオピアの浅煎り珈琲をコールドブリューで飲んだ時のようなフレーヴァー。小粒の果実をギュッと集めたときのニュアンスから徐々にパイナップルなど 南国の果実の味わいに変化していきます。 活き活きとした過熟し過ぎていない軽快感のある果実味と、透明感のある酸が素晴らしいバランスで成り立っています。1本通して飲んでも飽きる事が無い秀逸なワインで、抜栓直後からすぐに美味しさが爆発しており、正にこの時期に最高の1本に仕上がっています。
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アレクサンドル バン エル ダンジュ 2019
¥6,820
アレクサンドル バン エル ダンジュ 2019 ワイン名・エル ダンジュ 2019 生産者名/ワイナリー名・アレクサンドル バン スタイル・白 生産国・フランス 産地・ロワール 品種・ソーヴィニヨンブラン 「アレクサンドル バン」 サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラル ワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。「本物のプイィ フュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。 エル ダンジュ 2019 かつてはピエール プレシューズを構成していた区画の一つ。粘土石灰質土壌の区画で、地下の岩盤層に近く表土も薄い硬い石が多く見られる畑に植わる、樹齢50年以上のソーヴィニヨンブランから造られるワイン。大きな石が散らばっているこの畑での作業は非常に困難で、膨大な労力が必要になるものの、この畑から生まれるワインは、透明感と品の良さ、繊細さなどを備えた非常に美しいバランスの風味を備えます。大樽で24か月熟成の後、ノンフィルター、亜硫酸を使用せず瓶詰。黄色掛かった麦わら色の外観。黄色系の花の様な濃いフローラルな香り、熟したリンゴや洋ナシ、グレープフルーツ、白桃といった熟した果実の香りが湧きあがります。徐々にローリエやディルの様なフレッシュハーブのニュアンスが加わり、より複雑なアロマが感じられます。抜栓後しばらくすると若干、酸化のニュアンスが感じられますが、例年よりも控えめで、フレッシュさの方が支配的です。全体的に香りの要素の輪郭がはっきりしており、如何にも上級キュヴェという貫禄がある香りです。味わいは、果実のボリュームと太いミネラルと酸が高いレベルで感じられ、豊かな果実とかすかな塩味を感じるミネラルが絶妙なバランスを与えています。ワインとしてギュッと凝縮した重厚感を感じられますが、非常に高いポテンシャルを持っている為、抜栓直後は意外と平凡に感じてしまうかもしれません。大きめのグラスで徐々に時間を掛けて空気と触れさせることで、複雑で深みのある味わいに変化していきます。余韻は非常に長く、重厚さがありつつも軽やかでエレガントな液体に感じられる為、ついもう1杯飲んでしまいます。アロマと味わいの豊かさが特徴のエルダンジュですが、2019vtはここから更に15年は熟成するポテンシャルがあります。早めに飲んでも美味しいですが、真価を発揮する数年後にも是非、お試しください。
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アレクサンドル バン マドモワゼル M 2018
¥7,040
アレクサンドル バン マドモワゼル M 2018 ワイン名・マドモワゼル M 2018 生産者名/ワイナリー名・アレクサンドル バン スタイル・白 生産国・フランス 産地・ロワール 品種・ソーヴィニヨンブラン 「アレクサンドル バン」 サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラル ワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。「本物のプイィ フュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。 マドモワゼル M 2018 初ヴィンテージは2007年。収穫を開始した日が愛する娘の誕生日だったことから、この年で特に品質の良かったワインをスペシャル キュヴェとして瓶詰めし、娘の名前マドレーヌにちなんで「マドモワゼル M」と名付けました。中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャン土壌と砂質と粘土質が混じる土壌の畑から生まれるスペシャルキュヴェ。この畑ではブドウの成長と成熟がゆっくりと進み、最終的には非常に高い熟度のブドウが得られます。濃厚な黄金色の外観。黄色系の花の様な濃いフローラルな香り、熟したリンゴや洋ナシ、グレープフルーツ、白桃といった熟した果実の香りが湧きあがります。特に、蜂蜜の様な蜜のニュアンスが強く、熟したフレーヴァーに溢れ、より複雑なアロマが感じられます。全体的に香りの要素の輪郭がはっきりしており、如何にも上級キュヴェという貫禄がある香りです。味わいは、果実のボリュームと太いミネラル、酸が高いレベルで感じられ、全体的な完成度とまとまりを感じられる味わいで、特に豊かな果実とかすかな塩味を感じるミネラルが絶妙なバランスを与えています。ワインとしてギュッと凝縮した重厚感を感じられ、幾層にも重なったようなテクスチュアのある味わいが、高いポテンシャルを表しています。濃厚な果実感がありながら、フィニッシュは完全にドライで、ベタつかないキレのある味わいが心地良く、非常に長い余韻と相まって、充実した味わいを感じさせてくれます。
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アレクサンドル バン レ グランド アテ 36mois 2020
¥7,260
アレクサンドル バン レ グランド アテ 36mois 2020 ワイン名・レ グランド アテ 36mois 2020 生産者名/ワイナリー名・アレクサンドル バン スタイル・白 生産国・フランス 産地・ロワール 品種・ソーヴィニヨンブラン 「アレクサンドル バン」 サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラル ワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。「本物のプイィ フュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。 レ グランド アテ 36mois 2020 2014年より新たにリリースされたキュヴェのレ グランド アテ。畑の立地は、マドモワゼル Mの区画から少し野道を進んだところにある区画で、植えられているブドウの樹齢は平均25年ほど。本来であればプイィ フュメを名乗れる区画ですが、Vin de Franceでのリリースとなります。 土壌のタイプは、マドモアゼル Mと同様に土質、砂質、石灰質の混ざったもので、この畑ではブドウの成長と成熟がゆっくりと進み、最終的には非常に高い熟度のブドウが得られます。この凝縮したブドウを自然酵母によって発酵させ、500Lの大樽にて熟成させ、厳密な濾過や清澄は行わず、瓶詰め時の亜硫酸も添加しません。クリアで濃さを感じるレモンイエローの外観。抜栓直後から非常に凝縮した香り。黒糖、ザラメ、パッションフルーツ、ライチなど南国を感じるギュッと詰まったとろける様な香り。味わいは香りとは真逆で、思いの外ドライな仕上がり。清涼感のある心地良い酸が素晴らしく、アフターに感じる旨味を伴うビターなニュアンスが全体ををまとめています。非常に素晴らしい出来になった今年のGrandes Hates。直ぐ飲んでも熟成させても抜群な仕上がりになっています。