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パトリック サリヴァン ハギス 2022
¥4,840
パトリック サリヴァン ハギス 2022 ワイン名・ハギス 2022 生産者名/ワイナリー名・パトリック サリヴァン 生産国・オーストラリア スタイル・ピンク&オレンジ 品種・ピノグリ、ゲヴェルツトラミネール、カベルネフラン、ソーヴィニヨンブラン。 「パトリック サリヴァン」 パトリック・サリヴァンは彼の名を冠したワイナリーを冷涼な気候が広がるヴィクトリア州、ヤラ・ヴァレー東部に立ち上げました。ピュアさを前面に押し出したスタイルの彼のワインは、オーストラリアのミニマル・インターヴェンションワイン(人的介入を最小限にしたワイン)ムーヴメントの象徴的な存在となっています。パトリックは妻のミーガンと共に少量生産のワインをストルゼレッキー・レンジでつくっています。彼らの畑はビオディナミを取り入れ、灌漑や耕起などは行いません。ブドウは手摘みで収穫され、野生酵母のみで発酵を進めます。パトリックは古樹が植わっている火山性の土壌の畑を、ギプスランドのボー・ボー・シャイアーに5か所持っており、その総面積は11haに及びます。これらの畑は同志のワインメーカー、ウィリアム・ビル・ダウニーと所有しており、畑はオーガニックもしくはビオディナミで栽培され、ACO(Australian Certified Organic)を取得しています。パトリックは主に白ワインを担当し、ビルは赤を担当しています。活力に満ち、エネルギッシュなハンドクラフトのワインは、ワインメーカーの情熱、土地の個性を反映しています。 ハギス 2022 久方ぶり年ぶりに日本へとご紹介が叶ったHaggis【ハギス】。妻Megan【メーガン】の祖国Scotlandを代表する郷土料理を名前の由来とした理由は単純明快。余った臓物を腸詰にするかの如く、自身が作るワインの白、オレンジ、ロゼ、赤の枠に関わらずブレンドをしたまぜこぜワインであるが故。基本的にレシピは公開しないのが通例ですが、日本にはいつも「秘密だけども」と言って教えてくれています。比率は覚えていないそうですが、ベースはスキンコンタクトのPinot Gris。更にGewurztraminer、Cabernet FrancにSauvignon Blanc。桃、プラム、ローズペタルの香りに金柑やミカンのニュアンス。微かに感じるタンニンが心地好いです。2023ビンテージから醸造場所をJumping Juiceへと移す事になり、Patrick Sullivan【パトリック サリヴァン】のセラーを経るロットとして最後になる模様です。ファーストリリースの折には教えて貰えなかったレシピも聞きましたが、恐らく2023から更に複雑な作り方となる事でしょう。。
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パトリック・サリヴァン ジャンピンジュース・オレンジ 2023
¥3,960
ワイン名・ジャンピンジュース・オレンジ 2023 生産者名/ワイナリー名・パトリック・サリヴァン 生産国・オーストラリア スタイル・オレンジ 品種・ヴェルメンティーノ、ミュスカプティグラン、ズィビッボ 「パトリック・サリヴァン」 ヒースコートのブドウ農園で生まれたパトリックサリヴァン。ブドウやワイン囲まれて幼少期を過ごした彼は順風満帆でアカデミックな人生を送り、品行方正で行儀の良い青年となり、洗練の極みともいえるワインを作る天才です・・・なんて大嘘です。彼は我々日本のワイン業界人が考えも及ばないクソガキです(笑)アデレード大学とメルボルン大学を卒業し醸造学を学ぶに至るまで彼は牛や豚、羊の畜殺場で働いていました。ロンドンでワインにのめり込みオーストラリアへ帰国。学位を取得した現在、彼の口から飛び出てくるのは刺激的というか風刺的というかというか、とにかく衣が着せられていない剥き出しの感情です。「醸造学なんて必要ないよ。畑で何お行うかが重要であって栽培能楽の方がよほど大切なんだ。ワイン作りなんてシンプルなもんで、発酵槽に葡萄をぶち込む。発酵が終わって不快なにおいがしなければそれでオッケーさ」とのたまいます。彼が作るワインはロンドンのナチュラルワインバー「テロワール」でも大人気の銘柄であり、いよいろ世界のスターダムに伸し上がってきた感さえあります。オーストラリアの風来坊。 パトリックから目が離せません! ジャンピンジュース・オレンジ 2023 収穫期のギャップが1週間程度しか無い事をアドバンテージとして、Vermentinoを投入したタンクにMuscatとZibibboを追加投入。フルーツは収穫してワイナリーに到着し次第速やかに除梗。マセラシオンやコールドソークはせずにクラッシュ、6週間のスキンコンタクトを含めたステンレスタンクでの発酵/熟成です。温州ミカン、キンモクセイ、ローズペタル、ライチと言った具合にアロマのドロップ。軽いアルコール感と相まって、これまたスイスイ飲めるスタイルです。
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ルーシーマルゴー ムールヴェードル 2022
¥5,500
ワイン名・ムールヴェードル 2022 生産者名/ワイナリー名・ルーシーマルゴー 生産国・オーストラリア スタイル・赤 品種・ムールヴェードル 何とLanghorn Creek【ラングホーン クリーク】のMourvedre。同地でもオーガニックで名高いWatkins【ワトキンス】の樹齢35年を迎えた古株。タンク発酵に古樽熟成。非常に古めかしいラスティックなスタイルで、ゴツゴツしたタンニンとブラックオリーブの香りが魅惑的です。それでいて喉越しはスルリ。長く熟成して楽しめそうです。 「ルーシーマルゴー」 アントンは2002年に妻のサリー、娘のルーシー・マルゴーと共に、アデレード ヒルズの16エーカーのチェリー果樹園を購入し、自らのワイナリーを立ち上げました。アントンとサリー、娘のルーシー マルゴーが目指すのは自らの個性と共生する自然を表現するワインです。それを最高レベルで達成するために、人工・自然にかかわらず酵母、バクテリア、酸、糖など一切の添加物を加えません。アントン曰く、ワインメーカーは芸術家になるのか化学者になるのかを選ぶことが出来る、と。彼は、ワイン造りは職人の手工芸品だと信じており、アントンの下す全ての決断は、ワインが持つ真のアイデンティティを発揮させることを目的に、ワイングラスと伝統的な手法に助けを借りてなされているのです。アントンはジェームズ アースキン(ヤウマ)、トム ショブルック(ショブルック)、サム ヒューズ(オーストラリア ナチュラル ワイン界の第一人者:故人)と共にオーストラリアで最も革新的な新世代ワインを作る“ザ ナチュラル ワイン セオリー”にも属しており、今世界で最も注目を浴びるアーティストなのです。