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ドメーヌ フィッシュバック スフィックブラン 2022
¥3,850
ドメーヌ フィッシュバック スフィックブラン 2022 ワイン名・スフィックブラン 2022 生産者名/ワイナリー名・ドメーヌ フィッシュバック 生産国・フランス 生産地域・アルザス スタイル・白 品種・オーセロワ 40%、シルヴァネール 40%、シャスラ 20%。 「ドメーヌ フィッシュバック」 現当主はジャン・ドレフュス。実直かつ真摯な人柄と、家族が大切に守り続けてきた高いポテンシャルの畑、そして何より未来に無限の可能性を秘めた若さを備えた造り手です。1584年からヴィニュロン(ブドウ栽培者・ワイン生産者)としての歴史を持つ家に生まれ、それでも一時は継承が難しいとされた家業を自らの代で再興させ、永きに渡って続けることのできるワイン造りをと自然派ワインの道を歩みだした実直かつ真摯な人物です。どのキュヴェも真っ直ぐな味わいと芯の強さと透明感を兼ね備えたオーセンティックなスタイルで、鮮やかな表現力を有するワインをジャズやロックのイメージと重ねるとすると、ドメーヌ・フィッシュバックのワインは、クラシック音楽と重なります。バッハのような精微なイメージとモーツアルトのような遊び心が加わるような、そんなイメージ。これからの成長にも注目! 「家族の歴史が刻まれ、祖父母が第二次世界大戦の直ぐ後に植えたブドウたちが息づく畑を守っていきたいと思ったんだ。永く持続可能であるために、ちゃんと自然に寄り添った向き合い方で。」 スフィックブラン 2022 ドメーヌ フィッシュバックのスタンダードレンジのキュヴェとして位置づけられた「スフィック」の白ワインバージョン。「スフィック」は「グビグビ飲めちゃう」のようなニュアンスの地元の言葉とかけて名付けられていると言います。アルザス地方では、特に単一のブドウ品種ごとにワインが作られることが多く、ドイツのワイン造りにも通じる、品種や区画の個性を大切にする価値観が強く感じられます。一方で、カジュアルなキュヴェとして知られる「エデルツヴィッカー」などは、複数のブドウ品種をブレンドして造られます。このスフィック ブランもエデルツヴィッカー的な様々な品種の個性で補い合うことでよい味わいのバランスに仕上げたキュヴェです。2022年の味わいですが、緑豊かな草原を思わせる爽やかなハーブの香りがまず感じられ、口に含むと果実味が鮮やかに広がり、高いトーンとしっかりとしたハイライトを感じさせます。美しい酸味が全体のバランスを引き立て、余韻に僅かに感じるヨーグルトの風海が魅惑的な一杯です。このワインは、ビオロジックで栽培されたブドウを用い、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。他の多くのドメーヌ フィッシュバックのワインと同じく、抜栓後数日たってもバランスを崩すことなく、長く安定した味わいを楽しませてくれます。
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ドメーヌ フィッシュバック エトニック 2020
¥4,290
ドメーヌ フィッシュバック エトニック 2020 ワイン名・エトニック 2020 生産者名/ワイナリー名・ドメーヌ フィッシュバック 生産国・フランス 生産地域・アルザス スタイル・白 品種・オーセロワ 100%。 「ドメーヌ フィッシュバック」 現当主はジャン・ドレフュス。実直かつ真摯な人柄と、家族が大切に守り続けてきた高いポテンシャルの畑、そして何より未来に無限の可能性を秘めた若さを備えた造り手です。1584年からヴィニュロン(ブドウ栽培者・ワイン生産者)としての歴史を持つ家に生まれ、それでも一時は継承が難しいとされた家業を自らの代で再興させ、永きに渡って続けることのできるワイン造りをと自然派ワインの道を歩みだした実直かつ真摯な人物です。どのキュヴェも真っ直ぐな味わいと芯の強さと透明感を兼ね備えたオーセンティックなスタイルで、鮮やかな表現力を有するワインをジャズやロックのイメージと重ねるとすると、ドメーヌ・フィッシュバックのワインは、クラシック音楽と重なります。バッハのような精微なイメージとモーツアルトのような遊び心が加わるような、そんなイメージ。これからの成長にも注目! 「家族の歴史が刻まれ、祖父母が第二次世界大戦の直ぐ後に植えたブドウたちが息づく畑を守っていきたいと思ったんだ。永く持続可能であるために、ちゃんと自然に寄り添った向き合い方で。」 エトニック 2020 キュヴェ名の意味としては、エスニック(民族的・異国風)にを重ねて名付けられていて、白い花やヨーグルトのような華やかな香りと香ばしさがあるエキゾチックな風味が特徴のワインとなっています。抜栓直後はわずかにガス感がありますが、ワインはみずみずしくクリーンな印象で、ヨーグルトのようなまろやかさを感じさせます。同時に、2020年は暑かった年で、リッチな果実味が全体を引き立てつつ、余韻にハーブのニュアンスが漂い、ほろ苦さが少々加わっています。可愛らしい果実味も含みながら、全体的には自立した女性の凛としたイメージが表現されています。抜栓翌日になると、ぐっと大人っぽさが増し、ブルゴーニュのムルソーなどのシャルドネの銘醸地のワインを想起させるような奥行きのある味わいになります。このワインは、ビオロジックで栽培されたブドウを用い、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。他の多くのドメーヌ フィッシュバックのワインと同じく、抜栓後数日たってもバランスを崩すことなく、長く安定した味わいを楽しませてくれます。
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グザヴィエ マルシェ プイック 2022
¥4,950
グザヴィエ マルシェ プイック 2022 ワイン名・プイック 2022 生産者名/ワイナリー名・グザヴィエ マルシェ 生産国・フランス 生産地域・ロワール&リムーザン スタイル・白 品種・セミヨン、シュナンブラン。 「グザヴィエ マルシェ」 ロワールの土地を離れ、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となったかつてのリムーザン地方のクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。 新天地では、手元で熟成を続けているかつてのロワール時代のワインと南北のブドウ産地からの買いブドウでのワインを届けてくれています。 「〜の霊薬」と名付けられたエリクシールシリーズは、グザヴィエ マルシェ自身が育てたブドウから、その他の名前のキュヴェは、買いブドウから造られています。 ロワール地方アンジュ地区で長年自然派ワイン造りを行っていたグザヴィエ マルシェが、ある日突然、かつてのリムーザン地方の村に移住した…という話は以前もお伝えした通りです。グザヴィエが移住したクルーズ県は、陶器で有名なリモージュの北東の地域で、フランスで2番目に人口の少ない地域と言われています。人口が少ないという点から想像できるように、産業は限定的で畜産と手工業が主な産業となっています。このクルーズ県の農業は、ウシ(リムーザン牛)の飼育が多く、ブタやヒツジも飼育されています。そして気になるブドウですが、リムーザンはフランス南半分で最もブドウの木の少ない地域と言われ、その一部のクルーズ県も、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となっています。そんなブドウがないクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。彼はこの土地で何をしたかったのでしょうか。それは、ワイン造りだけでは完結しない、次世代のための大地を育むという仕事です。ロワールのアンジュ地区に足を運んだことがある人は、覚えていらっしゃるかもしれませんが、アンジュ地区は見渡す限りブドウ、ブドウ、ブドウです。ブドウ畑の面積は20,300haにも及び、生産量は940,000hlとフランスで5番目に大きなブドウ生産県と言われています。この地域の畑は比較的安価なため、新たに自然派ワイン造りに挑戦しようという人にとっては、挑戦しやすい場所でした。グザヴィエ マルシェも異業種からの転職し、スタートしやすアンジュの地で自然派ワイン造りをスタートしました。この地でブドウを育て、また新たに挑戦しようとする若者たちのためにコミュニティを作り、働きながら学べる場も用意しました。しかしグザヴィエが、自身の理想を突き詰めていくなかで、この密集したアンジュの地では、ナチュラルなブドウ栽培には限界があるのではと考えます。そう、高密度なブドウ畑だけでは生態系を作ることができないからです。そこで一念発起したグザヴィエは、かつてブドウは栽培されてはいたものの、現在はほぼ消滅したクルーズ県に移り住みます。この地でヒツジを飼いはじめ、ブドウだけでないあらゆる樹や植物を育て、生態系が調和したなかでのワイン造りに再挑戦しました。といっても、植樹した木からブドウの実が収穫されるのは何年も先のことで、彼の理想が完成するのは、もしかしたら次の世代かもしれないという壮大な挑戦です。ワインを造るための畑仕事だけでないグザヴィエからは、「今ちょうど羊の出産シーズンなんだ」とか「セラーの壁を伝統的な土壁で塗っているよ」とか「新しい樹を植えるのに大忙しだよ」と、ブドウやワインに関してではないニュースがよく届きます。そんな話をすると、グザヴィエ マルシェはワイン造りやめちゃったの?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。 植樹したブドウが育つまでは…と彼がかつていたロワール地方の造り手からや、近くなった南西地方やラングドック・ルーション地方の造り手からブドウを買ってワインを造っています。そして、ただの買いブドウでのワイン造りにとどまらないのがグザヴィエ マルシェです。ロワールのグロローと南フランスのカリニャンやシラーをアッサンブラージュ(ブレンド)することで、明るさと奥深さを兼ね備えたワインを誕生させました。そして、まだ一部は自分自身の畑であったブドウから造ったワインも熟成され、時を待っていたりもします。 プイック 2022 ボルドー地方で多く栽培されるセミヨンと、ロワール地方の白ブドウの代名詞であるシュナン ブランという、普段あまり見かけない品種のブレンドで造られるワイン。こうして、普段出会わない品種を組み合わせてワインの新しい魅力を表現するのが、ル ヴァン ア ポワルのワイン造りの特徴。アルコール度数11.5%と軽やで、みずみずしい果実味と美しい酸味のバランスによって飲み心地がとても優しいワインに仕上がっています。口に含んだ瞬間に、まろやかで丸みを感じる果実味があり、そこから爽快に口の中に広がる柑橘のフレーバーがあります。特にグレープフルーツやスウィーティー(=柑橘の品種)のようなフレーバーを感じます。さらに、抜栓して3日しても味に不安定さがなく、しっかりしたバランスを保っているのも魅力です。このワインは、自然酵母のみで発酵させ、厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰めに至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)無添加で造られています。
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グザヴィエ マルシェ エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020
¥5,610
グザヴィエ マルシェ エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020 ワイン名・エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020 生産者名/ワイナリー名・グザヴィエ マルシェ 生産国・フランス 生産地域・ロワール&リムーザン スタイル・白 品種・シュナンブラン。 「グザヴィエ マルシェ」 ロワールの土地を離れ、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となったかつてのリムーザン地方のクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。 新天地では、手元で熟成を続けているかつてのロワール時代のワインと南北のブドウ産地からの買いブドウでのワインを届けてくれています。 「〜の霊薬」と名付けられたエリクシールシリーズは、グザヴィエ マルシェ自身が育てたブドウから、その他の名前のキュヴェは、買いブドウから造られています。 ロワール地方アンジュ地区で長年自然派ワイン造りを行っていたグザヴィエ マルシェが、ある日突然、かつてのリムーザン地方の村に移住した…という話は以前もお伝えした通りです。グザヴィエが移住したクルーズ県は、陶器で有名なリモージュの北東の地域で、フランスで2番目に人口の少ない地域と言われています。人口が少ないという点から想像できるように、産業は限定的で畜産と手工業が主な産業となっています。このクルーズ県の農業は、ウシ(リムーザン牛)の飼育が多く、ブタやヒツジも飼育されています。そして気になるブドウですが、リムーザンはフランス南半分で最もブドウの木の少ない地域と言われ、その一部のクルーズ県も、フィロキセラ流行によって荒廃したことからブドウ畑はほとんど存在しない地域となっています。そんなブドウがないクルーズ県に移住したグザヴィエ マルシェ。彼はこの土地で何をしたかったのでしょうか。それは、ワイン造りだけでは完結しない、次世代のための大地を育むという仕事です。ロワールのアンジュ地区に足を運んだことがある人は、覚えていらっしゃるかもしれませんが、アンジュ地区は見渡す限りブドウ、ブドウ、ブドウです。ブドウ畑の面積は20,300haにも及び、生産量は940,000hlとフランスで5番目に大きなブドウ生産県と言われています。この地域の畑は比較的安価なため、新たに自然派ワイン造りに挑戦しようという人にとっては、挑戦しやすい場所でした。グザヴィエ マルシェも異業種からの転職し、スタートしやすアンジュの地で自然派ワイン造りをスタートしました。この地でブドウを育て、また新たに挑戦しようとする若者たちのためにコミュニティを作り、働きながら学べる場も用意しました。しかしグザヴィエが、自身の理想を突き詰めていくなかで、この密集したアンジュの地では、ナチュラルなブドウ栽培には限界があるのではと考えます。そう、高密度なブドウ畑だけでは生態系を作ることができないからです。そこで一念発起したグザヴィエは、かつてブドウは栽培されてはいたものの、現在はほぼ消滅したクルーズ県に移り住みます。この地でヒツジを飼いはじめ、ブドウだけでないあらゆる樹や植物を育て、生態系が調和したなかでのワイン造りに再挑戦しました。といっても、植樹した木からブドウの実が収穫されるのは何年も先のことで、彼の理想が完成するのは、もしかしたら次の世代かもしれないという壮大な挑戦です。ワインを造るための畑仕事だけでないグザヴィエからは、「今ちょうど羊の出産シーズンなんだ」とか「セラーの壁を伝統的な土壁で塗っているよ」とか「新しい樹を植えるのに大忙しだよ」と、ブドウやワインに関してではないニュースがよく届きます。そんな話をすると、グザヴィエ マルシェはワイン造りやめちゃったの?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。 植樹したブドウが育つまでは…と彼がかつていたロワール地方の造り手からや、近くなった南西地方やラングドック・ルーション地方の造り手からブドウを買ってワインを造っています。そして、ただの買いブドウでのワイン造りにとどまらないのがグザヴィエ マルシェです。ロワールのグロローと南フランスのカリニャンやシラーをアッサンブラージュ(ブレンド)することで、明るさと奥深さを兼ね備えたワインを誕生させました。そして、まだ一部は自分自身の畑であったブドウから造ったワインも熟成され、時を待っていたりもします。 エリクシール ドゥ ジュヴォンス 2020 「若さの霊薬」と名付けられたエリクシール ドゥ ジュヴォンス。2021年の夏に新天地に移住したグザヴィエ マルシェですが、このロワールで収穫されたワインは、彼らとともに新天地に移動し、さらなる熟成を経てリリースされました。ファーストヴィンテージからグザヴィエ マルシェのワインを知る身としては、まさに彼らしい個性が存分に発揮されたワイン。栗の花や蜜のような華やかさと香ばしさが共存した香りがまず感じられ、口に含むと、果実の力強さが爆発的に広がり、非常に活力にあふれ、細胞が踊り出しそうなエネルギーを感じます。さらには、びしっとしたミネラル感と美しい酸が絶妙なバランスを保っていて、ワインの輪郭をしっかりと感じられるフォーカスの定まった味わいとなっています。余韻も長く、このワインに詰まっている色々なメッセージを感じる1本となっています。さらに、抜栓して3日しても味に不安定さがなく、しっかりしたバランスを保っているのも魅力です。グザヴィエ マルシェの手によって育てられたブドウを用いて、自然酵母のみで発酵させ、厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰めに至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)無添加で造られています。