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フィリップ ジャンボン ルージュ 2002-14

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フィリップ ジャンボン ルージュ 2002-14

タイプ:赤

「ルージュ 2002-14」
2014年のロッシュ・ノワール、2002年~2013年までのバタイユ、ガニヴェ、アレレヴェールのdessus de lie(澱)をブレンドし、ワインとしたもの。2020年12月に瓶詰めされました。ワインがガメイのミネラル感と飲みやすい状態になるためには更に数年掛かるでしょう。常に完熟したブドウを収穫していますが、これらの区画は一番最後に収穫することが多いです。ほど良い揮発性は、リッチで凝縮、濃厚なワインに酸を与えくれます。熟成中に澱の上で熟成させる時間を与えることで、ブドウの可能性を100%発揮させ、ワインはより複雑になります。私(フィリップ)はこのことにいつも驚かされます。私たちのワインは濾過は絶対しないので、この現象は瓶内でも続いて行きます。このワインをぜひ楽しんで飲んでください!(フィリップ談)。

「フィリップ ジャンボン」
「自然派ワインが大好きでたまらない」そんな熱い想いをほとばしらせ、情熱的に話し続ける姿が印象的なフィリップ ジャンボン氏。時に頑固なまでの真剣さでワイン造りに向き合う彼は、自然派の生産者仲間から愛着をこめて「自然派バカ」と呼ばれることも。話題がワインのこととなると友人たちもあきれるくらいヒートアップするジャンボン氏は、ボジョレーの地で、自ら理想とするワイン造りに日々取り組んでいます。フィリップ ジャンボン氏はかつて、スイスの名門レストラン「ジラルデ」にてソムリエの職に就いていました。そこで、マルゴーやラフィットといったグランヴァンを口にし、それらが最高のワインであると考えていました。しかしながら、ある時に口にしたグラムノンのワインをきっかけに、「自然派ワイン」の素晴らしさに心打たれたといいます。その後リヨンの小さなビストロに移り、ダール エ リボをはじめとする様々な自然派ワインと深く接するようになるなかで、彼自身も「このようなワインを造ってみたい」という想いが強くなっていきました。そして、ついに1997年にボジョレー地区にて南向き斜面の樹齢の高い畑を手に入れ、自身のワインを造り始めたのです。当初、手に入れた畑は僅か1haで、畑仕事や醸造に必要な器具を満足に用意することもできず、醸造所やセラーですら自宅の物置を改造してなんとかワインを造っていたという状況でした。 そんな彼も徐々に畑を買い足し、引越しを経て、満足いくワインを造るための環境を整えてきました。現在、彼のセラーにはリリースを待つ(実験的に造られているキュヴェを含む)様々なワインが眠っています。 「どんなワインに育つかは、ワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできないよ。」 そう言い放つまでに、十分な畑での仕事と丁寧な醸造を行っているのは言うまでもありません。栽培に関して畑を取得した時からずっと科学農薬や化学物質を廃した自然な栽培を行っています。現在は、ブドウの木のみならず周りの環境や他の植物とのバランスを非常に重要と考えているようで、死んでしまったブドウの木を抜いた後に、桃や他の果物の木を植えて、畑としてのバランスをとろうと考えています。また彼の所有している畑の多くは周りの他の生産者の畑の影響を受けにくい環境にあり、自分の理想とする栽培が行える理想的な立地であるといいます。(隣接している生産者が売上不振のためワイン造りを止めてしまったり、高価な農薬が買えないために化学的な農法を行っていないなど、隣接している畑がすべて自然な状態であるといえます。)醸造に関して健全なブドウを活かし、自然酵母の力で自然に発酵が進むのを待ち、人為的・技術的な介入は避けます。糖度が高く、発酵が異常に長期間にわたる場合でも、急いで瓶詰めを行ったりはせず、ワインが安定し成長するまでじっと待ち続けます。「あるワインがいつ完成するかはわからない。」まさに生きているワインをジャンボン氏は手がけているのです。

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